自由学園同学会

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2017年度 同学会・卒業生会合同による「新卒業生を祝う会」

2018年4月2日

雪交じりの天気の中で卒業式が行われた翌日、打って変わり晴天に恵まれた3月22日(木)午後7時より、明日館にて同学会・卒業生会合同による「新卒業生を祝う会」が行われた。

今年度の卒業生は、4年課程が男女合わせて25名(男子部74回生、女子部94回生、最高学部18回生)、2年課程は7名(女子部96回生、当日欠席1名)で、同学会からは13回生から69回生までの60名、卒業生会からは27名と多くの方が出席した会となった。

 

同学会 藏原副委員長(D47)の司会により会は進行し、新卒業生の入場から会が始まった。

まず、同学会委員長 浅野友介さん(D47)が開会の挨拶として「自身の新入社員の研修時に書いた人生年表を披露し、そこに書いてある内容と自身のこれまでの人生を対比した結果、予想通りに行くことの方が少ないのが人生であること、そして人生には夢が大事であるが、社会的な成功を求めることのみに目標を置くのではなく、自分自身で考えることができる中で、できるだけ大きな夢を持つことを忘れないように」と語った後、乾杯の音頭を取られた。

その後、しばし歓談の時間となったが、本年は、これまでの参加者数に対してスペースが小さかった点を再考し、明日館の食堂とホールの両方を会場とし、食堂での音声と映像も、ホール側で視聴可能なように機材を設置した。
そのため、食堂側に立錐の余地が無くなるほどの参加者が集中することもなく、ホール側にも着席スペースを設けたため、1時間近くにわたる歓談時間においても、適宜、着席して休みながら歓談する様子が見られた。

歓談の時間の後、新卒業生を代表しての2名のスピーチがあり、大木さん(J96)は「学園生活で培った学びを社会に出ても活かしたい」と述べられた。梅崎さん(D74)は那須農場への就職が決まっており、決まるまでの過程において同学会の支援労働との関わりもあり、出席した同学会会員からの熱いエールを受けながら、スピーチを披露された。

次いで、新卒業生が中等科1年時の高等科3年のクラスの代表、奥村さん(D69)、鈴木さん(J89)、小林さん(J91)からお祝いの言葉が述べられた。これまでの社会に出て経験したこと、そこで感じた自由学園で受けた教育の意味、そして新卒業生の入学当時の思い出など、年齢の近い先輩として、新卒業生に多くの言葉を贈られた。

最後にホールに場所を移し、高橋和也学園長(D40)のご紹介により、村山順吉理事長(D32)によるピアノの歓迎演奏が行われた。新卒業生はピアノのすぐ後ろ、前列に並んで着席し、演奏に聴き入った。

新卒業生に馴染みのある曲の演奏後、村山理事長は、卒業式で語り尽くせなかったこと、ラインホルド・ニーバーの祈りの言葉に言及し、新卒業生に贈る言葉を述べられた。

「人生には終わりがくる。でも、そこまでどう生きるかに自由がある。もし不幸にして短い人生であったとしても、変えられないものは受け入れよう。たとえそうであったとしても、その時間をどう生きるかに自由がある。そうやって生き抜いていけば、その生き方が大事なメッセージとして周囲にも、そして次の世代にも必ず受け継がれる、私自身もそうでありたいと思う。そうやって、命を燃やし尽くしていく生き方が継承されていくならば、自由学園の教育の意味もあるのだろうと思う」と話された。

 

最後に、女子部卒業生会の白井委員長(J63)が閉会の言葉を述べられた。まず、学園の友は一生の友、この言葉は、この場に集った卒業生の顔を見ればすぐに分かると思いますと話され、そして、京セラ創業者である稲盛和夫氏の言葉を引用し、「一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、そのような当たり前のことを一生懸命行っていきたい」これは、自由学園の教育とも重なり、私の心に入ってきたと話し、この言葉を新卒業生にも贈りたいと述べられた。

その後、参加者全員で「野の花の姿」と「男子部讃歌」を歌い、午後9時過ぎに散会となった。

広報室 重松 雄(D48)

 

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