自由学園同学会
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最終更新 : 2009.06.12
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2008.05.23 スピーチリレー進行中

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スピーチリレー進行中

報告:D40 高橋 和也

よりよい進路指導のあり方を考えること。これは男子部教育にとっての課題の一つです。6年生が学校全体や男子部の運営のために力を注ぐ経験は、他では得がたい大きな成長の機会ですが、将来について考えることも彼ら一人一人にとっての大切な課題です。受験勉強をしていないことへの不安も抱いている彼らですが、男子部生活に自信を持ち、さらに学部で自分を磨いてほしいと思っています。
そのなかで昨年秋に草間祐輔君と話をする機会を得ました。男子部での様々な学びを活かしつつ、社会人として生き生きと誇りを持って働いているその様子には迫力があり、ぜひこれを男子部生に直接話をしてほしいとお願いしました。草間君は快く引き受けてくれ、周到な準備の下、インパクトのある話をしてくれました。更にその後、企画書まで用意して一年間の計画を立て、若い卒業生による後輩たちへのエールとも言うべきスピーチリレーを企画してくれました。
男子部生にとって、若い卒業生の生き生きとした社会人としての姿は、男子部生活を送る上でも、学部を出た後の自分の姿を思い描く上でも大きな刺激、また励みとなっています。翌週の習字にも幾人もの生徒が「発信」「仕掛ける」というメッセージを書いてきました。特に6年生にとっては、学部4年間をどのように過ごしたらよいかを考える上でよい参考になったようです。 
 「これは卒業生の心意気」といって熱心に関わってくれている草間君を始め、ご協力くださり支えてくださる卒業生の皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。以下、スピーチの概要を紹介します。                   

第1回 草間祐輔 (54回生 日本経済新聞社勤務) 1月19日
 新聞社の広告の仕事のなかで「人と人の繋がり」をさまざまな形で広げてきたが、そこではサッカー、ブラスバンド、テニス、登山など男子部でしてきたことが生かされた。生徒には今の生活で打ち込むものを持ってほしい。また、会社には有名大学の同僚もいるが男子部でどの教科も80点を取っていれば社会でも十分通用すると痛感している。考えてほしいのは「発信」。仕事でも遊びでも自ら新しいことを打ち出して周囲を巻き込んでいく人間はイキイキしている。周囲にプラスの影響を与える「発信力」は男子部で鍛え上げられるはずのものだ。生徒が動くことで学園そのものの発信力にも繋げてほしい。

第2回 野田雄輔 (49回生 テレビ東京勤務) 3月8日
 報道局の記者から今は「ガイアの夜明け」のチーフプロデューサーをしている。現在はストレートに問題をぶつけて世間に投げかけるスタイルで番組を作っている。男子部時代から「学園の外も意識して一流のものを持てること」を考えていた。学部では日米学生会議で活動してきた。声を挙げて前に出るという挑戦が男子部ではできると思うし、強い意思で周りを説得させ結果を出すことにこだわってきた。ポイントは「仕掛ける」ということ。男子部での経験は現在の仕事にも役立っているし、みんなには学園のハンディをバネにしてパワーアップする気持ちをもってほしい。

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第3回 深川敦司 (55回生 一級建築士) 5月10日  現在は一級建築士として充実した日々を送っているが、苦労もあった。学部1年生では勉強とサッカーに加えて夜間の専門学校で建築を学び、さらにアルバイトをする日々であった。今思うのは男子部でしっかり基礎学力を積み上げておくべきだったという後悔。F.R.ライトのアメリカの学校への留学、大学院への進学などもっと幅を広げられたはずであった。ただ、学園で打ち込んだサッカーは今でも宝物である。また、建築で職人さんを動かす時に、まずこちらが掃除をして「姿で見せる」というツボは男子部で学んだものであった。男子部生には地道な努力も忘れず、男子部らしく学んでほしい。

2008.02.18 ブラスバンドOB・OG会の発足と第1回総会の開催

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                 ブラスバンドOB・OG会の発足と第1回総会の開催

2月9日土曜日、雪の舞う中、自由学園記念講堂でブラスバンドのOB・OG会が開催された。ブラスバンドに関連する卒業生の集まりは管の会をはじめとする卒業生有志がつくるものがいくつかあったものの、このように大掛かりな集まりはなく、非常に画期的な集いであった。出席者は70名であった。
プログラムは会規約の確認、会長に古澤裕治さん(D17)、事務局長に咲花昭嗣さん(D50)をはじめとする役員選出と承認にはじまり、続いてBブラスバンド、金管倶楽部、管の会、ウインドオーケストラ(旧Aブラスバンド)による演奏があった。
ウインドオーケストラは一昨年より高等科の女子生徒も加わり、音の厚みに加え華やかさも増していたことに驚きを禁じえなかった。私が在学していたときには、ウインドオーケストラには女子はまだほんの3,4人といった人数しかいなかったので、学校の環境もこの数年で大きく変わったことを改めて感じた。今後も男女が力を合わせてよい演奏をしていくことに期待している。
話が逸れたが、今回のメインプログラムはなんといっても在校生と卒業生の合奏だろう。卒業してから久しく楽器に触れていなかった人から卒業後も音楽を続けている人までがそれぞれに楽器を手に、在校生とともにマーチや讃美歌を演奏する風景は、まるで大きな家族のように温かなものであった。卒業式でお馴染みのアイーダの行進曲をはじめ、体操会のマーチなど全部で5曲、短時間のパート練習の後、田口利定先生の指揮で演奏したが、昔取った杵柄とも言うべきか、すぐにも音を揃えて演奏することができた。もちろん在校生のリードに救われた部分もあると思うが、毎年同じ曲が引き継がれて演奏されているため、身体が覚えていたと言う方も多かったのではないだろうか。
演奏後、1回生の柿崎さんが当時の音楽教育について語ってくださった。先にあげたアイーダの行進曲が、第二次大戦の開戦で急遽12月に繰り上げで行われた男子部の第一回卒業式で演奏されて以来ずっと演奏されているという、私が初めて知るようなこともあり、大変興味深かった。戦前から戦中、戦後と移り行く情勢の中で行われた音楽教育が今に至るまで続き、この会で結び合わされたことは大変素晴らしいことであり、会の運営が今後どのようになされるかが非常に楽しみである。

記念講堂での会を終えたあと、新宿の京王プラザに場所を移しての懇親会が催された。
あいにく雪はまだ降っていたが、懇親会からの出席者も含め66名の方が出席された。会の途中で梶浦恭生さん(D13)、仁科岡彦さん(D34)、吉良創さん(D41)がスピーチでそれぞれ在学中のブラスバンドでの思い出などを語ってくださった。
世代を超えて会話も弾み、あっという間に21時の終了時刻を迎えての解散となった。
今回出席できなかった方も次回開催時には是非、予定を調整されることをお勧めする。
開催までに多大な尽力を下さった関係各氏の労苦と情熱に感謝したい。

なお、今回の会で演奏された金管倶楽部、管の会のメンバーは以下の通り(敬称略)。
金管倶楽部:
Trumpet    仁科岡彦(D34)、池谷信保(D41)、岡田俊輔(D41)、水谷世希(D44)
Horn      保科純(D43)
Tuba      竹島雅彦(D41)

管(くだ)の会:
Flute      新保民也(D25) 柏木めぐみ(J87)
Oboe      加藤講太郎(D64)
Clarinet    古沢裕治(D17) 木下寛司(D36)
Horn       保科純(D43)
Fagott     橋直彦(D40)
Bass Clarinet 大河原(兼原)靖(D39・B.Cl)

                                                報告:中林智(D60)

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